富塚がゆく! - 詳細ページTomitsuka-blog
仙台市太白区人来田/屋根の不具合/破風板の腐食
仙台市太白区にお住いのお客様より「屋根の先が劣化してしまっている。見に来て欲しい」とのお電話を頂きました。腐食が始まっていると他の箇所も劣化してしまう可能性があります。また、腐食部分が悪化をしてしまうと、落下してしまう場合もありますので早急に調査へ伺う事にしました。
早速調査開始です。腐食してしまっているのは破風板です。下地までの腐食はしていませんでしたが、このままにしておきますと下地を傷める原因になります。このまま腐食が進みますと、内部に雨水が浸水しやすくなり雨漏りの原因に繋がってしまいます。
破風板を見ると劣化を抑制する為の板金が設置されていますが、設置されているのにも関わらず破風板が腐食してしまうというのは破風板の設置に問題があると思われます。
破風の方の塗膜が剥がれている場合でも、鼻隠しの方は剝がれていないケースがほとんどで、これは軒樋のある(保護になっている)鼻隠しに比べ、破風の方が紫外線、雨、風の影響が受けやすいためです。
そうは言っても、すべての建物で破風板の塗装がめくれているかと言えばそうではなく、原因は新築の際の塗料選定ミス、破風用の部材が使われていないなどのケースが考えられます。剥がれなど起きていない場合は、通常の塗り替えになり、下塗り、上塗りと塗り重ねますが、一度剝がれた破風板は塗り替えをしたとしても、再度剝がれる可能性が高くなります。
お客様宅は塗膜剥がれていましたが下地までは傷んでいませんでした。
今回の工法として板金で破風板を巻く方法をご案内させて頂きました。
お客様へ現在の状態を写真でご確認頂き、工事方法、かかる費用のご案内をさせて頂きました。
NEWS
- 2022.06.10 テナント移転のお知らせ
- 2022.05.12 屋号変更のお知らせ”美ヤネ屋”→”なごみルーフ”へ
- 2020.07.22 梅雨の雨樋被害(仙台)