本ページでは瓦屋根のメンテナンスに関して、「瓦屋根の保守点検」のご依頼頂いたお客様宅を題材にさせて頂き記載致します。
・瓦屋根の点検内容と点検時の状況は?
・メンテナンスをしないと雨漏りや天災による被害の心配はありますか?
・仙台市泉区寺岡周辺での瓦屋根の修理価格はいくら?
・仙台市泉区寺岡周辺の特徴と屋根の注意点
・もし屋根リフォーム(葺き替え)をするならばこんな屋根材を勧めたい。
瓦屋根の点検内容と点検時の状況は?
構造 | 木造 2階建 |
坪(建坪) | 約40坪 |
築年数 | 約30年 |
屋根の形状 | 寄棟 |
勾配 | 3.5寸 |
メンテナンスをしないと雨漏りや天災による被害の心配はありますか?
【雨漏りの可能性は?】
ルーフィング(防水紙)に雨水が染み込んでいる跡がありました。
瓦の下は雨水が通るようには出来ておりますので、ルーフィング(防水紙)の健康状態が大切です。
雨水が入っていたとしても、必ずしも屋内に流れるわけではありませんので、異変を感じたら早めの対処が基本です。
【天災による被害の可能性は?】
桟瓦(平瓦)が8枚に1枚ほどしか緊結されていないため、台風などの強風で瓦がズレたり飛散したりする可能性は考えられます。
また、棟の漆喰も崩れている事から、強い震度の自身が発生すると棟は倒壊する恐れがあります。
仙台市泉区寺岡周辺での瓦屋根の修理価格はいくら?
今回のケースでは、早急にメンテナンスが必要な部位としては、棟の漆喰詰め直しとなります。
修理価格は、¥2000〜/mとなりますが、施工数量(10m直すのか、100m直すのか)により単価が前後します。
また、高所作業に関しては仮設足場の設置も必要になってくる場合がありますので、そちらも必要になる場合があります。
弊社では、仙台市泉区寺岡周辺は交通費や出張費などは頂いておりませんので、相場よりは良心的な価格で修理が可能かと思います。
仙台市泉区寺岡周辺の特徴と屋根の注意点
仙台市泉区寺岡周辺は住宅地という事もあり、過去には屋根材が飛散し隣家への被害を及ぼしたというケースもありました。
住宅所有者の方には工作物責任(民法第717条)が適用される事もありますので、普段から点検が必要です。
もし屋根リフォーム(葺き替え)をするならばこんな屋根材を勧めたい。
和風の立派なご住宅でしたので、敢えて葺き替えはせず、棟の軽量化と耐震性の向上を目的に既存棟の積み直し工事をオススメします。
日本平の住宅にて屋根の点検を行いました。震災後から一度も点検した事がなかったとの事でした。
点検してみると、漆喰の抜けや瓦のズレ等が多々あり、屋根がガタついている状態でした。
不陸も起きており、隙間が空いている個所が何か所もありました。
お家の方もこんなにひどくなっているとは思ってなかったらしく、驚いていました。
急な事でしたので、具体的な直し方等は後日ご説明させていただく事になりました。 瓦屋根の点検を行いました。
ベランダから見ると、一枚瓦がおかしくなっているから見てほしいとの事でした。
早速点検してみると、一枚瓦の角が欠けておりました。
隙間も空いており、このままにしておくと雨水の侵入を許してしまい、雨漏りの原因となってしまいます。
瓦を差し替えしようと思ったのですが一つ問題が…。
ちょうど割れている瓦の上にベランダの脚部があり、瓦が上がらない状態でした。無理やり上げると他の瓦まで割れてしまいます。
ですが放ってはおけないので、施主様に確認し、コーキングで応急処置をさせていただきました。
本来であれば、脚部を解体し差し替えするのが望ましいので、必要であれば相談してくださいとお伝えさせていただきました。
人来田G様邸にて瓦屋根の点検を行いました。
東日本大震災から屋根の点検を行っておらず、瓦のずれや棟瓦の番線が切れて不安定な状態でした。
番線が一箇所切れていれば、他の箇所も切れている事もよくあります。
強風や地震で冠瓦が落下する危険性がありました。
自分の家もそうですが、近隣住民の方々にも迷惑がかからないように
屋根の定期的なメンテナンスを行うことをお勧めします。
瓦屋根の点検を行いました。
10年程前に中古物件で購入したとの事で、築37年程のセメント瓦の住宅でした。
見てみると軒天がところどころ剥がれており、下から見ても雨水の侵入があるだろうと判断できる状態でした。
実際上ってみると、瓦が一枚なくなっており、雨が直接野地板へかかってしまっている状態でした。
奥様へ状況を説明し、早めに対処した方がいい事をお伝えさせていただきました。