二階建ての瓦屋根の点検依頼をいただきました。

みなさん屋根の点検というと、瓦だったら割れやズレがないか。板金屋根でしたらサビが出ていないか等想像がつくと思うのですが、意外に盲点なのがアンテナではないでしょうか。

こちらのお宅では、テレビのアンテナの支えがサビており、足の一部が折れて瓦に引っかかっていました。

4本ある足のうち1本だけが折れていたので、まだ支えられていますが、他の足まで折れてしまうと、アンテナが倒れるおそれがあります。

アンテナが倒れると、もちろんテレビの映りに影響がでますが、それ以上に落下する危険が伴ってきます。

アンテナは基本番線で屋根に固定されていますが、緩んでいたりする亊も多々あり、定期的にみてあげるのが一番です。

写真のような足折れはより危険であり、風で煽られたりすると、近隣のお家まで飛んでしまう可能性もあります。

ある程度の高さから、金属物が降ってくると考えるととても怖いですよね。

自分のお家もそうですが、近隣のお家にご迷惑をかけない為にも、やはり定期な点検が必要不可欠です。


瓦がズレているから点検してほしいと依頼をいただきました。

平屋のお家だったのですが、瓦の下屋根にトタン屋根があり、最近塗装した際に言われたとの事でした。

実際上ってみると、何か所か瓦のズレがあり、瓦を剥いてみる亊にしました。

瓦の下には防水シートが入っているのですが、雨水が侵入した跡が見られました。

写真を見ると分かる通り、プツプツと黒い斑点があるのが分かるでしょうか？

これは雨水が侵入し、乾いた跡になります。

まだ防水シートは大丈夫ですが、放っておくといずれ雨漏りする原因となってしまいます。

早めのメンテナンスが必要です。


大河原町にて瓦屋根の点検を行いました。

こちらのお宅では、震災時、屋根は特になにもなっていなかったから点検等していなかったとの事でした。

早速点検してみると、棟下や鬼瓦廻りのモルタル補修が劣化し、写真のように亀裂が入っていました。

一か所ではなく、ほぼ全てのモルタル部に亀裂が入っていましたので、崩れたり雨漏れの心配があります。

なにかあってからでは遅いので、早めの補修をした方がいいとお伝えさせていただきました。


瓦屋根の点検を行いました。

こちらの住宅は、震災時は特に瓦は落下等しなかったとの事でしたが、その時の影響か、棟がズレてしまい崩れそうになっていました。

切妻のお宅で、全部で棟が3本あるのですが、3本ともズレてしまっていました。

段数も4段と高かった為、耐震性の向上も考え、0段棟にする事をご提案させていただきました。


多賀城市の住宅にて瓦屋根の点検を行いました。

下から見ても少々瓦がズレているような状態でした。

震災後、棟は直したとの事だったのですが、平部の桟瓦は手を付けていないとの事でした。

早速点検してみると、不陸が原因と見られる瓦のズレが多数確認できました。

何枚か瓦を剥いてみましたが、釘も打たれておらず、ひどいところは防水シートが駄目になってしまっておりました。

3年前に市から耐震診断を受けたようですが、その際は屋根まで見られなかったという事でしたので、今回点検してみて、改めてお家の状況が分かり助かったと言っていただきました。