賢いリフォーム術の一つに相見積りがあげられます。 お客様からよく、「相見積りを取ると、どちらかの業者を断らなければならなくなるから申し訳ない。」という声を聞きますが、 それがまさにボッタクリ業者の魔の手にハマっている状態だと言えます。 私たちが日々、屋根リフォームと向き合っていますので、価格や相場観などを持っているお陰もあり、高い・安いの区別がつきます。 しかし、古美術品などを買おうとした時には、私にはその物の価値が判断出来ません。 良い物を適正な価値で購入するには、第三者の専門家の意見が物を言います。 今では、医療業界でもセカンドオピニオンが流行っている様に、感情論は抑えて第三者の意見を取り入れる事で正当な評価を下すことが出来ると思います。 知り合いに頼んでいるから大丈夫などの慢心も気をつけなければなりません。 弊社では、相談だけでも、相見積りの提出だけでも、喜んでお受け致します。 なぜならそれは、適正価格への絶対的な自信があるからに他なりません。 もちろん、ご納得頂けない場合は、綺麗さっぱりお断り頂いて大丈夫です。 精進して出直す機会と捉えて企業努力を積み重ねます。 弊社は、屋根屋ではありますが、屋根のトラブルに関する事ならどんな事でも対応致します。

今回は、まさにそれを地で行く案件でした。

■こちらが排水不良の雨樋です。

お客様がいうには、こちらが破損しているので周りに水が溢れ、
隣家へ排水された水が行く事で迷惑を掛けているので、雨樋を直して欲しいとのご依頼でした。

しかし、どれだけ近くで見ようが、離れて見ようが、一向に雨樋が破損している様には見えません。
お客様ご自身でも防草シートや砂利を撒いたりで対応はされたみたいですが、一向に状況に変化はなかったそうです。

そこで、問題の竪樋を外して見た所、水が溢れ出してきました。

排水不良の原因は排水枡が詰まっている事でした。
石の枡は木の根っこが生えてきて、排水路を詰まらせます。

排水不良の原因が判明した所で、本日の調査は終了となりました。 台風21号の爪痕はまだまだ仙台に残っているようです。

こちらが強風により、屋根の上から飛散してきたそうです。


こちらは屋根の棟部を包んでいる板金になります。
こちらがないと雨が直接木材に染み込み、雨漏りの原因になりますので、早急な対処が必要です。

お客様のご要望ではこの部分だけを修理したいとの事でしたので、
余計なご提案はせずに応急処置を施し後日修理をする事となりました。
現場のすぐ近くという事もあり、工事の休憩中に現場調査にお伺い致しました。

築三十五年を越えるご住宅という事でしたが、屋根も外壁もメンテナンスされているだけあり非常に立派なご住宅に見受けられました。

庭先のお手入れもいつも欠かさずされているそうです。

家を大切にしている方をみると安心しますね。

屋根材は、一昔前に一世を風靡したセキスイのカワラUを使用されていました。

最近、木が伸びてきて、日当たりが悪くなってきたとの事でご依頼を頂きました。

基本情報
お名前：N・Hさま
地　域：仙台市青葉区あけぼの町
築年数：４０年前後
動　機：近隣の方から木の伐採を依頼される

現地調査診断写真 



調査結果

調査をしてみるとこの線は電線だけではなくNTTの配線もあり、非常に作業性の悪い状態となっています。
ついでに道路からも場所でしたので、高所作業車を使うことも難しそうな場所です。

ネットなのでは、電力会社やNTTに言えば無償で撤去作業をしてもらえるなどの情報も出回っているみたいですが、基本的にはカバーをつけて安全性を確保するくらいしか対応はしてくれないそうです。

撤去は専門業者に依頼するしかありませんが、この木を切るのに一本５０万〜を要求する様な業者もおりますのでお気をつけ下さい。