いつか得するヤネ知識Roof-Knowledge
ルーフィングという言葉を聞いたことはありますか?
ルーフィングとは…
屋根にとってとっても重要な役割をしている欠かすことができない屋根材です。
ルーフィングは防水シートで、住まいを雨から守ってくれるシートです。
ルーフィングが施されていなければ、住まいに雨が侵入してきてしまいますが、屋根にはルーフィングが施されているため、雨の侵入から守ってくれます。
屋根と屋根には隙間があり、その隙間から雨が侵入してきてしまいます。
その侵入から守ってくれるのがルーフィングです。
ルーフィングの種類は?
ルーフィングには何種類か種類があり、大きくは2つに分かれています。
また、主な成分は『アスファルト』が成分となっています。
①アスファルトルーフィング
最も低いグレードのルーフィングです。
耐久年数は10年と言われています。
②改質ゴムアスファルトルーフィング
一番多く使用されているルーフィングです。
アスファルトルーフィングよりも耐久性が高くなります。
大きな違いとしては、ルーフィングを留める際タッカーを使用しますが、劣化が進むとその小さい穴から雨が漏れてしまうケースがあります。その侵入から守ってくれる性能があるのが改質ゴムアスファルトルーフィングになります。
その為、改質ゴムアスファルトルーフィングはアスファルトルーフィングよりも価格は高くなりますが、オススメできるルーフィングになります。
この改質ゴムアスファルトルーフィングには、粘着性のものがあり、タッカー留めをせずに固定ができるルーフィングもあります。
価格はどの程度違うの?
①アスファルトルーフィング
約3500円から約5500円(21m×1m程度)
②改質ゴムアスファルトルーフィング
約5000円から約10000円(21m×1m程度)
ルーフィング選びのポイント
選ぶ際のポイントは3つあります。
・改質アスファルト
・不織布
・粘着
①改質アスファルト
ポリマーや天然アスファルトなどを加えて、対流動性、耐摩耗性、耐剥離性、付着性を向上させたアスファルトになります。
改質アスファルトでは厚さがポイントになり、1mm以上の厚さのルーフィングをオススメします。
1mm以上あるルーフィングは、防水性能も向上します。
②不織布
布素材を使用しているルーフィングになります。
紙使用のルーフィングは破けやすく耐久性が低いですが、不織布は破けにくく耐久性が高くなります。
③粘着層
粘着層というものを持つルーフィングは耐水性が向上します。
なぜなら、タッカー留めをしなくて済みますので、 穴が全く開くことがなく、水の侵入に強くなります。
このようにルーフィングを知ることで、住まいがまたさらに快適になること間違いありません。
ルーフィングはコスパもいいので、ご自宅の環境に合わせて一番ベストなルーフィング選びをしましょう!!
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