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屋根の点検の重要性
屋根は住まいの中で一番外からの影響を受けやすく、普段間近で見る機会もないことから老朽化が進んでしまう可能性が高い場所にあります。
点検を定期的に行う必要がある理由は、悪くなってしまっている箇所を早期発見し、改善することで、建物の持ちや、外観の美観を長持ちさせるためです。
人間でいうと、体調管理のために健康診断を定期的に受けることと同じことになります。
実際に、雨漏りしたり、見た目では特に異常が見られなくとも、知らず知らずのうちに天井裏などで雨漏りし、大切な住まいを腐らせてしまったり、シロアリの発生、カビの発生で健康を損ねてしまうことも可能性があります。
手遅れになる前に定期的に点検を行うようにして、快適な住まいを保ちましょう。
では、具体的に点検の時期はいつ頃がいいのでしょうか?
点検時期について
新築の場合、10年間は各ハウスメーカーなどの点検がありますのでそれを利用しましょう。
築10年以上たっている住まいの場合は、5年毎に屋根の点検を受けることが好ましいです。
屋根の専門業者に屋根に上がってもらい、防水性能や屋根材の状態、屋根材の下地の状態、防水処理の状態などを点検してもらいましょう。
時期は梅雨前がオススメです。
梅雨に入ってしまうとなかなか雨で点検ができなかなってしまいます。
春や秋など雨や雪に影響されにくい時期がオススメです。
また、自分で簡単に屋根チェックすることもおすすめしています。
その際に屋根に上がっての確認は屋根を壊してしまったり、高いところは大変危険ですので、お隣さんへお願いしてお隣さんの二階から確認するなど安全な方法で行いましょう。
チェック項目は、6つです!
①瓦はずれていないか。
②漆喰は剥がれていないか。
③ひびや破損がないか。
④変色していないか。
⑤コケなどはないか。
⑥隙間がないか。
⑦天井にシミはないか。
①から⑥は、屋根からのサインです。
このサインを見逃さないようにし、早めの修復をすることで住まいの長持ちつながります。
一つでも発見したら、点検を行ってみましょう。
また、見つけられなくても定期的に点検は行っていきましょう。
では、点検はどこにお願いしたらいいの?
屋根工事の専門家へ相談をしてみましょう。
無料点検を実施している業者もありますので、何ヶ所か無料点検を依頼してみるのもいいでしょう。
もしも、風災被害で壊れたら?
まずは加入されている火災保険を確認しましょう!!風災・雪災保障が付帯されている場合で で、台風や大雪などが原因で屋根が壊れてしまった場合は、火災保険で直すことも可能です。
通常の突風や強風でも火災保険で修理可能なケースもあります。
一度、火災保険のチェックをしてみてくださいね。
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